news 食後すぐ歯みがきを

おはようございます。藤沢市の歯医者、神谷デンタルオフィスです。
急に寒くなってきたので、体調崩さないようにお気をつけください。
 
 
 
【食後すぐ歯みがきを】
 
口内が酸性に傾くと、むし歯や歯周病菌の原因菌となる細菌が増殖しやすくなります。
しかし、唾液が十分に分泌されていると、歯や歯のまわりについた酸性成分や食べ物のカスなどを洗い流すことができ、口内が中和され、細菌の繁殖を抑えられます。
 
食事中や食後は、唾液の分泌が活発になります。
しかし、就寝中は、唾液があまり分泌されませんので、磨き残しなどがあると口内で細菌が繁殖します。
その前にできるだけ細菌の数を減らしておくことが重要になります。
 
みがきのタイミングは、極端に言えば磨けるときに何度でも磨くのが良いでしょう。
ただし、むし歯予防には歯垢をいち早く取り除くことが重要ですので、食後三十分以内の歯みがきを心掛けてください(酸蝕症のある人を除く)。
忘れてしまうことを防ぐためにも、食後すぐに磨いたほうが良いでしょう。
 
むし歯によって溶け始めた歯は、初期なら唾液による再石灰化により修復できます。
もちろん、ある程度以上にむし歯が進行してしまうと、唾液の石灰化では修復することができません。
むし歯が進行してしまう前に気づくことが大切ですので、こまめにお近くの歯科医院でむし歯のチェックをすることをおすすめします。
 
 
~福島民報2019年7月15日朝刊13面~
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