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おはようございます。藤沢市の歯医者、神谷デンタルオフィスです。
 
 
 
【歯周病は、弱く長く人体をむしばむ】
虫歯菌に加えて、歯周病菌もさまざまな病気と関係があることが明らかになってきています。
糖尿病にかかっている人では歯周炎がよくみられることや、口にいるはずの歯周病菌が脳や足などの血管から見つかることが分かってきているのです。
 
 
歯周病菌とそのほかの病気の関連性
歯周病菌がそのほかの病気をひきおこす“やり口”は、大きく 三つに分けることができます。
 
 
①歯周ポケットに隠れた危険性
細菌やその毒素が歯肉から血液に入りこみ、悪さをするケースがあります。
実は、歯周炎の歯周ポケットの表面は、つねに炎症がおき、ただれています。口中の歯周ポケットをあわせると、72平方センチメートルになるといわれています(中程度の歯周病の場合)。 それだけの面積がすべて歯周病菌の入り口になってしまうのです。
 
②免疫細胞による悪影響とは?
免疫細胞の出すさまざまな「炎症物質」が悪影響をもたらすケース。
免疫細胞は数が多く、たくさんの種類があり、それらが協同して歯周病菌と闘っているものの、それが逆に人体に悪影響を及ぼすことがあります。
 
③歯周病菌が腸へ侵入
2014年に報告されたもので、歯周病菌が腸に入ることで悪影響をもたらすケース。 歯周病菌が腸内細菌のバランスを乱すと、歯周病菌の毒素が腸から血液に入ってしまい、それがさまざまな疾患に関係している可能性があるというのです。
  • 弱く長く人体をむしばむ歯周病
歯周病の大きな特徴は、「弱く長くつづく」という点です。炎症の程度は弱いものの、それが何年、何十年とつづくのです。治らない小さな傷がずっとあるようなもので、そこからたえず細菌や毒素が血液中や腸に供給され、炎症物質が生産されつづけるのだから、全身に悪影響が及ぶことも容易に 想像がつきます。 歯周病は命をもおびやかす、という点から「サイレント・キラー(沈黙の殺し屋)」と呼ばれています。
 
 
~Newton2019.9月より~
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