おはようございます。神谷デンタルオフィス藤沢インプラントセンターです。
「鼻で呼吸できていますか?」
鼻は空気中の異物を取り除く働きを持っています。まず鼻毛でほこりなどの侵入を防ぎ花粘膜の線毛や粘液が細菌やウイルスなどを吸着して感染を防ぎます。また、ゆっくりと鼻呼吸をすることで空気が体温に近い温度へ温められ暖かく湿気のある空気を取り入れられます。
一方で口呼吸をすると、空気が直接吸い込まれるため鼻呼吸程ほど異物を除去できません。さらに、冷たく乾いた空気が軌道に入り免疫が働かず細菌やウイルスに感染して、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。また、口腔内が乾燥することで、だ液の働きが弱まり発音や、嚥下にも影響し、口腔内の洗浄や虫歯を防ぐ中和作用、初期虫歯を修復する再石灰化、粘膜の保護、抗菌作用など様々なな働きを低下させます。
このように口呼吸にはさまざまなな弊害があります。
参考文献:神戸新聞2018.3.26 朝刊21面より
画像引用:https://www.irasutoya.com/2013/06/blog-post_4067.html