画像をクリックすると拡大表示
こんにちは、藤沢インプラントセンター 神谷デンタルオフィスです。
皆さん、炭酸飲料は好きですか?普段飲まない方でもたまに飲みたくなりますよね。
今、コカコーラ社がネーム入りボトルを発売して話題になっていますが、炭酸飲料はpHが2.2~3.4なので当然歯は溶けてしまいます。(福島県歯科医師会の実験では炭酸飲料に歯を一分間漬けただけで表面が溶けてしまったと報告されています)
食事を取るとpHは4近くまで下がり酸性に傾きます。酸性度がpH5.4以下になって歯が溶け始める状態を脱灰と言い、その後唾液によってカルシウムやリン酸が歯のエナメル質に捕われ健康な状態に戻る働きを再石灰化と呼びます。口の中ではこの脱灰と再石灰化を必ず繰り返しているのです。
間食(特に炭酸飲料)をできるだけ控える事により口の中のpHは中性に保たれる時間が多くなります。ダラダラ食いは禁物です。食べる量が問題ではなく、食べる回数を最小限に抑えることや食後のお口のクリーニングケアで口腔内環境を守りましょう。
引用、参考文献:福島民報 2014年3月10日朝刊24面
画像:NeoL
http://www.neol.jp/culture/コカ・コーラが「みんなのトロフィー」キャンペーン