おはようございます。藤沢の歯医者、神谷デンタルオフィスです。
よくストレスが溜まったり、ビタミン不足だったりすると口内炎ができると言いますが、二つのタイプがあります。
疲労やストレスで新陳代謝が低下し、口の粘膜に潰瘍(被覆上皮が欠損しその下層の組織に至った状態)ができ、そこに細菌が繁殖するタイプと、口の中を噛むなどして傷ができ、傷に細菌が繁殖して口内炎になるタイプです。
病院では塗り薬を処方して治療を行います。
ただ、それだけでは不十分で、刺激が少ない洗口液やうがい薬などで口の中を洗浄し、細菌の繁殖を抑える事も有効です。まだ試していないようなら一度やってみてください。
ただ、口内炎には、「実は口内炎でなかった」という場合もあります。たとえば口腔ガンです。
1年ほど口内炎が治らず、仕事の都合でたまたま前を通りかかった口腔外科で診察を受け、舌ガンであることが分かったというケースがあります。
少しでも気になる症状がある方、また何もなくても歯科医院や口腔外科での定期的なメインテナンスをお勧めします。