こんにちは。藤沢の歯医者、神谷デンタルオフィスです。
この春から新生活が始まった方も多いかと思いますが、しっかり睡眠はとれていますか?
睡眠の心配事でも多いのが、上下の歯をこすり合わせてしまう「歯ぎしり」。本人には自覚がないことも多く、周囲の人に指摘されて初めて気付くケースも多いようです。
歯ぎしりをしている時、口の中では何が起こっているのでしょうか。
・歯の摩耗により、ひどい場合は神経が露出し、冷・温水痛や、何もしなくても痛い状態を生じることがあります。
・歯周病を発症している場合、歯ぎしりによる突き上げの力に対して、前歯が前方に動いてしまうことがあります。
・強い「かむ力」を受け止めるため、歯を支える下顎の骨が隆起上に盛り上がってくることがあります。
このように、知らず知らずのうちに口腔内に影響を与えてしまう歯ぎしり。周囲に指摘されたら、まずは歯科口腔外科を専門にしたクリニックの受診をお勧めします。
マウスピースを作り、就寝時に上顎に装着し、夜間に上下の歯が触れ合って摩耗するのを防ぐことで、そしゃくに寄与する筋肉を弛緩(しかん)させ、顎関節への負担を軽減させます。
忙しくてなかなかクリニックの受診ができない、、、という方は、まずは日常生活でのストレスマネジメントを心掛けましょう。適度な運動や散歩などの気分転換を行い、ストレスを少しでもためないようにしてください。不眠症やうつ病、不安神経症の場合は、精神科を受診するなどして心のケアを行いながら歯科治療を進めていくことが重要です。
参考頁:https://news.yahoo.co.jp/articles/217fd56f7cc590b57d7293efdb161c9079720996?page=2