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おはようございます。藤沢の歯医者、神谷デンタルオフィスです。

【歯周組織の状態がCOVID-19の重症度に影響を及ぼす可能性】

ロサンゼルスで発表された論文で、歯周病と心血管疾患などの全身疾患との関連性は確立されており、最近の困難な状況において口腔内の健康を保つことの必要性が強調されました。

レビューによると、炎症性サイトカインであるインターロイキン-6のレベルの上昇が、歯周病が放置されている場合に増加することが多いと分かっています

また、スケーリングとルートプレーニングを行うだけでレベルを下げられることも発表されています。

 

COVID-19の重症例と報告された患者は炎症マーカーや細菌のレベルが高い傾向があり、口腔衛生状態の悪さがCOVID-19の合併症の危険因子となる可能性があるとのことです。

このため歯科医は、適切な感染防御を実施しつつ、患者に対して歯周病治療やその他の専門的な治療を継続して受けるよう奨励すべきである、と考えられています。

 

参考資料:DENTAL TRIBUNE-The World's Dental Newspaper・Japan Edition-

  • 歯周組織の状態がCOVID-19の重症度に影響を及ぼす可能性
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