根管治療の考え方
家を建てる時、基礎工事に手を抜くと柱や配管がもろくなり、その家は崩れてしまうでしょう。それは歯でも同じことです。
歯には、目に見える部分(歯冠)以外にも、神経の通った根があります。虫歯が進行すると、その歯の根まで細菌に冒されることがあり、きちんとした治療をしておかないと後々不具合が出てきます。つまり、歯の根の治療は建築でいう“基礎工事”なのです。
歯も「地盤」が大切
家は、地盤がしっかりしていなければ建てられません。地盤が不良な場合は地固めし、土壌改良しなければなりません。歯にとっても、神経は歯を“生かす”大切な地盤で、不良であれば治療しなくてはならないのです。
細菌が根管にまで侵入すると根管治療が必要になります。さて、根管治療とはどんな治療なのでしょう。